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第14节(第1/6页)

    間宮に訊いた。

    「そうだな。事件に関与していれば、何かぼろを出すかもしれんな。当たってみてくれ」

    わかりましたと答え、草薙は岸谷と共に間宮の前を離れた。

    「おまえさ、思い込みで意見をいっちゃだめだぜ。犯人たちはそれを利用しようとしているのかもしれないんだからな」草薙は後輩刑事にいった。

    「どういうことですか」

    「工藤と花岡靖子は以前から深い仲だったけど、それを隠し続けていた、ということもありうるだろ。富樫殺しでは、それを利用したのかもしれない。関係を誰にも知られていない人間となれば、共犯者にはうってつけだからな」

    「もしそうなら、今もまだ関係を隠し続けるんじゃないでしょうか」

    「そうとはかぎらない。男女の関係なんて、いずれはばれるものだからな、どうせならこの機会に再会したふりをしたほうがいい、と考えたのかもしれない」

    岸谷は釈然としない顔つきのままで頷いた。

    江戸川署を出ると、草薙は岸谷と共に自分の車に乗り込んだ。

    「鑑識の話だと、凶器に使われたのは電気コードである可能性が高いということでしたよね。正式名称は袋打ちコード」シートベルトを締めながら岸谷がいった。

    「ああ、電熱器具によく使用されているんだろ。電気炬燵とか」

    「コードの表面に綿糸が編み込んであって、その布目が絞殺痕に残っていたそうです」

    「それで」

    「花岡さんの部屋の炬燵を見ましたが、袋打ちコードじゃなかったです。丸打ちコードといって、表面はゴムのものでした」

    「ふうん。だから」

    「いえ、それだけのことです」

    「電熱器具なんて、炬燵以外にもいろいろとあるだろ。それに凶器に使われたのが、ふだん身の回りにあるものだとはかぎらない。そのへんに落ちていた電気コードを拾ったのかもしれないしな」

    「はあ」岸谷は浮かない声を出した。

    草薙は昨日岸谷と共に、ずっと花岡靖子を見張っていたのだった。主な目的は、彼女の共犯者となりうる人間がいるかどうかを確かめることだった。

    だから彼女が閉店後に一人の男とタクシーに乗った時には、ある予感を持って尾行を開始した。

    汐留のレストランに二人が入るのを確かめた後も、辛抱強く出てくるのを待った。

    食事を終えた二人は、再びタクシーに乗った。着いたところは靖子のアパートだった。男が降りる気配はなかった。草薙は靖子に対する聞き込みは岸谷に任せ、タクシーを追った。尾行が気づかれている気配はなかった。

    男は大崎のマンションに住んでいた。工藤邦明という姓名までは確認している。

    実際のところ、今度の犯行は女一人の手では無理だろう、と草薙は考えていた。もし花岡靖子が事件に関与しているなら、やはり男の協力者――もしかするとそちらが主犯と表現すべきかもしれないが、そういう人物がいるとしか思えなかった。

    工藤こそが共犯者なのか。しかしあんなふうに岸
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