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第20节(第3/6页)

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    「そのとおりです。で、その後はずっと部屋にいらっしゃったわけですか」

    「さあ。たぶんそうだったと思いますが」石神はわざと言葉をぼかした。草薙の出方を見るつもりだった。

    「部屋にどなたかが訪ねてきたことはありませんか。あるいは電話がかかってきたとか」

    刑事の質問に、石神は小さく首を傾げた。

    「誰の部屋にですか。花岡さんの部屋に、という意味ですか」

    「いやそうではなく、あなたの部屋にです」

    「私の部屋に」

    「それが事件とどう関係するのか、と不思議に思われるのはもっともです。あなたがどうとかではなく、我々としては、あの夜花岡靖子さんの周囲で起きたことを、出来る限り克明に把握しておきたいというだけでして」

    苦しい言い訳だ、と石神は思った。無論この刑事にしても、こじつけだとばれるのは承知の上でいっているのだろう。

    「あの夜は誰とも会っていません。電話もたぶんかかってこなかったんじゃないでしょうか。ふだんからめったに電話はかかってきませんから」

    「そうですか」

    「すみませんね、わざわざ来ていただいたのに、何ひとつ参考になることをお話しできなくて」

    「いえ、そんなお気遣いは結構です。ところで――」草薙は勤怠表を手に取った。「これによりますと、先生は十一日の午前中、授業を休んでおられますね。学校に出てこられたのは午後からとなっています。何かあったんですか」

    「その日ですか。どうってことはありません。体調がよくなくて、それで休ませてもらったんです。三学期の授業はほぼ終わっているし、影響も少ないと思いましてね」

    「病院には行かれたんですか」

    「いや、それほどでもなかったんです。だから午後から出てきたわけです」

    「先程事務の方から伺ったのですが、石神先生は殆ど休まれることはないそうですね。ただ、月に一度くらいの割合で、午前中だけお休みされることがあるとか」

    「休暇をそういう形で使っているのは事実です」

    「先生は数学の研究を続けておられて、徹夜になってしまうことも多いそうですね。それでそんな日の翌日は午前中だけ休むらしい、と事務の方はおっしゃってましたが」

    「そういう説明を事務の者にした覚えはあります」

    「で、その頻度が大体一か月に一度ぐらいの割です、とお聞きしたのですが」草薙は再び勤怠表に目を落とす。「十一日の前日、つまり十日も、先生は午前中の授業をお休みになっている。この時はいつものことだから、事務の方も何とも思わなかったそうなんですが、その次の日も休むと聞いて、少し驚かれたようです。二日続いたことは、今までになかったそうですね」

    「なかったかな」石神は額に手をやった。慎重に答えなければならない局面だ。「まあ、深い理由はありません。おっしゃるとおり十日は、前日に夜更かししたものですから、午後からの出勤にしてもらったんです。
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